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ベスパ ET3 エンジン修理

ベスパ125 ET3のエンジン修理です。

キックが降りないとの事で業者様からのご依頼です。

焼き付きかなと思ったんですが、

フライホイールを逆転させると何事も無かったかのようにキックが降りました。

ピストンとシリンダーが無事なので、

取りあえずバラして原因究明をします。

右側のクランクケースを外すと3速カウンターギアが欠けています。

破片が詰まってロックしていました。

車載状態でミッションを触れるのってNSR250のカセットミッションを思い出しますね。

ついでにエンジンを降ろして左のサイドシールも交換します。

右サイドシールは交換が容易ですが、左シールはここまでバラさないと交換できません。

交換する良い機会です。

左サイドシールが新しくなりました。

自分用のベスパを買ったら一番に交換したい部品です。

新品の3速ギヤを組み込みます。

ギヤは全部交換してクリアランスがどうとか、それも良いんですが、誰しも予算と言うものがあります。

ここは予算と相談して出来る範囲で作業します。

動作に支障が無ければ良いんですから。

シフトの切り替え等、異常がなければこのまま組み付けていきます。

簡素化されたとても良い構造のエンジンです。

無事に組みあがりました。

試運転も異常なし。

ありがとうございました。


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